どうも私たちは
今一生懸命にやっていることの
「目的」を忘れがちです。
「目的」はちょっと先にあって
人は目の前の「やるべきこと」に集中しがちです。
仕事も親のことも人間関係も。そして子育ても。
今回はその中でも
「子育て」について考えてみたいと思います。
子育てはいくつになっても大変!
思春期は乳幼児の大変さとまた違った大変さがあります。
子育ての「最終目標」をどこに見ているでしょうか?
毎日の暮らしの中では
来月のテストの点数は…、志望校に合格するか
試合に勝てるだろうか
…
そんな目の前の課題で
頭がいっぱいではないでしょうか?
もちろんそれも大事なんですが
最終的に子どもにはどうなって欲しいのでしょうか?
それは…
自分の人生を自分の力で幸せに暮らすこと
ではないでしょうか?
有名進学校に行くことも
試合で優勝することも
作品が入賞することも
大事な目標です。
でもその先に
一体何があるんでしょうか?
分かっていて今の行動をやっているでしょうか?
自分が今安心できる子育て
になっていないでしょうか?
それだって親としての愛情です。
でも子どもの人生は子ども自身のものです。
親の安心のために
子どもの「やりたい」気持ちを捻じ曲げるのは
子どもをないがしろにしてしまっています。
自分の意思で決めて実行して
その結果にも責任を持つ
もちろん親は助けもしますけど。
目の前の課題でいっぱいにならずに
最終的にこの子に幸せになってほしい。
そのためには今どうするのか。
目の前の課題はその目的だけ考えると
それ自体をやらないとなりません。
しかし先の目標である
幸せに暮らすこと
を、考えたら
現状はどうするでしょうか?
ムリヤリ外側の社会の軸に合わせることだけが
将来の幸せにつながるとも思えません。
学校から、塾から言われたことは
間違ってはいないけれど
それが子どもの現状を見て
自分の人生を自分で幸せに暮らせる
ようになることなんでしょうか?
目の前の子どもが
苦しそうに辛そうにしていたら
一旦立ち止まって
考え直すことも必要な時もあります。
目の前の課題ではなく
幸せに暮らす先の人生の目標です。
目の前の課題はできなくても
他のやり方で先の目標が達成できたら良いんです。
現代社会は西洋的・科学的な考えで発展してきました。
しかし本質的、根本的に物事が見えるようになってこそ
自分の人生を自分の力で幸せに暮らすことができる
のではないでしょうか。
もちろんそれは
母である自分の人生にも言えることです。
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