人からどう見られているか気になる時

人からどう見られているか全く気にしない
そんな人はあまりいないのではないでしょうか?

では
人からどう見られているか気にしている時って
どんな視点で考えているでしょうか?

極端な場合を除いての
一般的な話です。

この服装はどう見られるか
こう言ったら相手はどう思うか
この行動をしたらどう思われるか

それらはどう考えても
自分視点でしかないんです。

こう言われたら
「私だったら」嫌なのでやめておこう

こんな態度を取ったら
「私だったら」嬉しいからやってみよう

同じような価値観の人なら
たいていは同じような考えになりますが
でも全く全てが同じになることはありません。

どう思われるか
どう見られるか


いくら気にして考えたって
自分視点の見え方しか分かりません。

相手に聞いたとしても
気を遣って本当のことは言わないかもしれないし
言葉を選んで伝えてくれてるかもしれません

どこまで行っても
他人の気持ちの本当のところなんて
分からないのです。

気の合う仲間で
同じようなことを言い合っていても
それが全く同じことを指しているとも限りません。

あれは無いよねー。
なんて言っていても
時と場合で変わるかもしれないし

他人の考えなんて
絶対に分からないんです。

だから
必要以上に人からどう見られているかを
気にするのは無駄な労力で

気にしたところで
本当のところは分からないから
どんどん自信が無くなります。

人は事実を言葉に移し取って
認識しています。

これはウィトゲンシュタインなどが語る
分析哲学を知ると
自分ごととして分かるようになり

分かってもらいたいとか
分かりたいとか
どう思われているとか
気にならなくなってきます。

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